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【小児歯科】むし歯になりにくい大人に育てるための基礎知識(2)ダラダラ食べはむし歯のもと!

皆さん、こんにちは。
福岡県遠賀郡の歯医者【あかさき歯科クリニック】です。
 
「毎日歯磨きをしているのに、むし歯になってしまう……なぜ?」……とお思いの方へ。
 
じつは世の中には、「むし歯になりやすい人」と「なりにくい人」がいます。
えーっ!と思われましたか?
お子さまには「むし歯になりにくい人」に育ってほしいですよね。
 
むし歯になりやすい人かどうかは、お口の中のむし歯菌の量が多いだけでは決まりません
他にも、「糖」や「時間」が関係してきます。
 
今回は、むし歯になりにくい環境をつくるための「糖」と「時間」への対応を知りましょう。
 
 

むし歯はどうやってできるの?

誰でもお口の中にむし歯菌が存在していますが、その量が多いというだけでむし歯になるわけではありません。
 
食事をとると、お口の中が中性から酸性に傾き、歯が溶けやすい環境になります。
むし歯菌は甘い食べ物に含まれる「糖」が大好物で、分解するときに酸を生成するため歯が溶やすくなるのです。
お口の中が酸性に傾くだけでむし歯になるのではなく、だらだらと食事を摂ることが問題です。
 
お口の中が酸性に傾いている「時間」が長いと、むし歯菌にとって活動しやすい環境となりむし歯リスクがグッと上がるのです。
 
 

だらだら食べをやめて仕上げ磨きで予防しよう

お口の中にむし歯菌がいても、むし歯にならない人も少なくありません。
 
むし歯になりやすい人と、なりにくい人の、何が違うのでしょうか。
 
それは「生活習慣」です。
 
ダラダラ甘いものを飲みつづける、ちょこちょこと間食しつづける……そんなお子さまの生活習慣を見直して、むし歯になりにくい口内環境に整えていきましょう。
 

むし歯になりにくい人をめざす生活習慣

1.食べる回数や時間を決める
だらだら食べるのをやめて、おやつの時間や食事の回数を決めておくのがおすすめです。
お口の中が酸性に傾く時間をできるだけ長くしないように心がけましょう。
 
2.仕上げ磨きを行う
食後はできるだけすぐに、歯磨きを行いましょう。
まだ、お子さまご自身だけの歯磨きの技術では磨き残しがあるため、仕上げ磨きをしてください。
お子さまの頭を膝の上にのせて、お口の中をのぞき込める状態で磨いていきましょう。
 
3.歯医者へ定期検診に通う
むし歯になりやすいかどうかは、歯の質が強いかどうかも関係してきます。
定期的に歯科医院でフッ素塗布を受け、強い歯に育てていきましょう。
 
 
あかさき歯科クリニック は、お子さまの年齢に合わせた予防ケアやフッ素塗布によるむし歯予防を行っております。
 
お子さまの仕上げ磨きの仕方でお困りの方も、お気軽にご相談ください。